11/15 帝王切開 麻酔の種類
32週を過ぎたということで、オペのオリエンテーション(手術の説明)を受けることになりました。
略してオペオリだそうです(笑)
手術の流れについてDVDや冊子を使って説明を受けるそう。
いつがいいですか?と聞かれ、できるだけ早めで、と答えたところ、3日後の18日に設定されました。
というわけで、事前知識を改めて確認&勉強すべく、帝王切開について調べ中です。
私の希望としては
とにかく痛みが少なく、身体に負担が少なくあってほしい
ということ。
というのも、帝王切開後は悪露の排出や癒着の防止のためにも、許可が出たらできるだけ動くようにした方が良いらしい。
調べると、痛み止めを我慢することなく使って動いた方が良い、という意見を見ることが多かったので、できるだけ身体を楽にして動けるようにしたい!というのが私の希望です。
で、痛み止めの種類や処方のされ方などを看護師さんに聞いたりしていたのですが、どうも、そもそも帝王切開の時に使う麻酔の種類によっても産後の痛み止めの方法が違うらしいと気づき。
帝王切開の麻酔の種類について調べはじめたのでした。
色々見てみてざざっとまとめると以下のような感じ。
帝王切開の麻酔は3種類
①脊髄くも膜下麻酔
腰椎麻酔、脊髄麻酔ともいわれる方法。背骨と背骨の間に注射をして麻酔を注入する。
○高度な技術が不要(麻酔医でなく、産婦人科医でもできる)
○下半身のみの麻酔のため、誕生の瞬間に母親の意識がある
○効き目が速い(緊急帝王切開にも適用可)
○赤ちゃんへの薬の影響が少ない
●低血圧を発症しやすい
●吐き気、嘔吐を発症しやすい
●頭痛を発症しやすい
●麻酔の作用時間が限られている。長引くと麻酔が切れる可能性がある。追加の投与ができない。
…最後の、すごい怖いんですけど!!!(;´д`)
比較的簡便な方法で、緊急時にも対応できるのが脊髄くも膜下麻酔のようです。ただし、やや副作用(低血圧、吐き気、頭痛)が出やすい模様。
脊髄くも膜下麻酔が切れた後は、点滴による痛み止めの投与、水分等摂取許可が出てからは内服による痛み止めの摂取。ひどければ座薬の痛み止め。この辺は病院によって方向性が分かれるのかも。私の通う病院は、よほどひどくないと座薬は使わない様子。痛み止めの点滴の種類も3種類くらいあってどれが効くか(どれも効かない可能性も…)は人によるようで、試行錯誤する様子。
②硬膜外麻酔
脊椎にカテーテルを挿入して麻酔を注入する方法。カテーテルは留置するので手術中、術後もカテーテルから麻酔薬の投与ができる。
○下半身のみの麻酔のため、誕生の瞬間に母親の意識がある
○母体の低血圧発症頻度、程度が軽い
○頭痛の発生頻度が低い
○局所麻酔薬の長時間投与が可能
○留置した場合は術後の痛み止めにも使用可能
●医師の技術が必要
●麻酔が効くまで時間がかかる。緊急時には使用できない
●多量の局所麻酔薬が必要
副作用が少ない傾向があって、術後も留置すればそこから麻酔が流せることがメリット。
逆にカテーテル留置のせいで寝返りがしづらかったり痛みや違和感を感じる人もいるよう。
無痛分娩などに使われるのもこの麻酔のようです。
私としては、できれば脊髄麻酔よりこっちの方がいいかな~と思っています。
脊髄麻酔と硬膜外麻酔の併用もあるらしいですけどね。
私が入院している病院では、脊髄麻酔が9割くらい、硬膜外麻酔が1割くらいらしい。何故だろう?今度聞いてみよう。
③全身麻酔
疲れてきたので省略します(笑)
基本的には局所麻酔(①②)が適用できない場合、緊急度の高い場合に選択されるようです。
デメリットは、眠ってしまうために出産した際に意識がないこと、赤ちゃんに薬液の影響が出る可能性があること、らしいです。
これは自分で選ぶ!というものでもないと思うので、気にしないことにします。
できるだけ痛くなく、でも子宮がしっかり収縮してくれる方法を選びたいものです~