第2子かと思ったら、第3子もいました

第2子かと思ったら、第3子もいました。

2014年生まれの長男、2016年生まれの双子次男&三男、男3兄弟をもつアラサー兼業主婦です。育児、仕事、シンプルライフなどなど、日々のことを思うままに書いていきます。

都内で保活。経験と学んだこと②

前回の続き。

shimako.hatenablog.jp

 

②認可保育園の見学よりも、認証や無認可へ!!

誤解のないように申し上げますが、認可保育園の見学も大事です。

が、認可保育園は希望順位の高い2園くらいを見ておいて、都の認証保育園や無認可保育園を先に見るべきだと私は思います。

 

認可と、認証・無認可の違い。特に違うのは申込方法(選考方法)

認可保育園は都道府県の基準を満たし、認可されている保育園。

都の認証保育園は、上記の認可は受けていないが、(それよりも緩いが、別の)都の基準を満たし、認証されている保育園。

無認可は特に何もなし。

 

認可保育園の申し込みは、どの保育園も一律に、区に申込みをして、区の選考基準にのっとって、区が申込み者の優先付けをして、上位の人から順(優先度の高い順)に保育園に入所できる人を決めていきます。申込み期日も決まっています。

なので、認可保育園の選考は非常に公平なのですが、それ故、申込み者は頑張りようがない、とも言えます。

優先順位をあげるには、見かけ上離婚する(ひとり親になって点数をあげる)とか、それくらいしか方法がないと思います…

 

一方で、認証保育園や無認可保育園は、各園それぞれ、独自選考。

見学に来て、申込書を提出した順に決める先着順の園もあれば、くじ引きで決める園もあれば、指定の日に電話して繋がった順(チケット取りみたい)の園もあれば、家庭状況を考慮して園独自の選考基準によって決める園もある…など様々です。もちろん申込み期日(あれば)もバラバラ。

認可保育園に落ちたときのためにも、申込み者として押さえておきたいのは、先着順の園

やることは、早く見学しに行って、早く申込むということに尽きます。

しかし、選考方法は基本的にHPなどには載っていません。基本、見学しに行ってわかる情報と思っていいです。

 

保活の早い時期にやるべきこと、注意点

なので、保活の早い段階でやっておくべきことは、

候補になる認証保育園、無認可保育園を調べてリストアップする

・片っ端から電話して、見学しに行く

・とにかく早く、申込む

です。

認可よりも認証、無認可を先に…と言いましたが、あらかじめ認可保育園数園を見学してから、認証や無認可を見学しに行くのがオススメ。

 

認可保育園は、それなりの厳しい基準を満たし、認可されている保育園。なので、施設の環境、人員配置、雰囲気などは、どの保育園に行ってもそれなりのレベルです。

(もちろん、差はあるので見学しに行って自分の目で確かめるのをオススメします!)

 

一方で、認証保育園や無認可保育園は、ピンキリ

とても頑張っていて色々なことに力を入れている園もあれば、うわっ…これはないわ…と思うような園もあります

ですので、認可保育園のレベルをそこそこつかんでおいて、アタリハズレの大きい認証や無認可保育園を見学しに行くと、感覚的にも良否判断がつきやすいかなと思います。

 

ただし、「入園手続きをしたらキャンセル不可」という条件をつけている園もよくあります。なので、ここも要注意です。

※申込書を出したら、ではなく、申込書を出して、入れますよ、という連絡がきて、それに対して「入ります!」と意思表示をして手続きをしたらキャンセル不可、ということです。

大体の認証、無認可保育園の入園手続きは、認可保育園の結果発表より前です。

なので、おさえておいて、いざ認可に受かりました、さようならー、はダメですよ、という可能性もありますのでご注意ください。

 

我が家の場合。

我が家は2016年の4月の1歳児入園にむけて、2014年の9月頃から活動し始めました。

※ちなみにこの時期は2015年4月入園向けの見学者がたくさんいる時期です。が、2015年4月ためにこの時期から始めるのは遅いと思います。あくまでも認可保育園の最終チェック(申込むか否か)のための見学時期だと私は思います。

 

特に知識のなかった私。とりあえず認可保育園の見学に5園ほど行きました。

多少の差はあるものの、どこもそれなりに雰囲気よく、対応も悪くなく、嫌な印象はありませんでした。

区役所にも足を運び、制度を理解する内に、認可は激戦だけど頑張りようがないことに気付き、認可の見学は後回し。認証に行かねば!と気づきました。

 

認証、無認可の質の違い(幅の広さ)に恐怖。

そこで、認証と無認可保育園の見学へ奔走したわけですが、質の違いに愕然

認可に対して、ではなく、良い保育園と悪い保育園の差が激しすぎて

1歳くらいの子に怒鳴っている保育園、なんか不潔で暗い保育園、園長の対応が最悪な保育園…色々ありました。

もちろん、ちゃんとしているところもたくさんありました。

ただ、「ここヤバイ」と思ってしまう保育園にあたる数が、認可に比べると、認証と無認可は多かったなと思います…(というか認可はほとんどなかった)

なので、見学は必須!見学は必須!!見学は必須です!!!

 

結果、我が家は1園、おさえの認証保育園を確保しました

9月から見学を開始した我が家。

とある先着順の認証保育園に、10月に見学へ行きました。

認可と比べちゃうと狭いけど、職員の対応も雰囲気も清潔感もまあまあ。といった園。2歳までの園&自転車で15分くらいかかる&違う路線の駅が最寄り駅なのがネックだけど(-""-;)これは親が頑張ればいいことだからしかたない…

話を聞くと、2016年4月1歳児クラスへの申込はまだ1人だけ。0歳児が全員持ち上がっても、1歳は新規に2人枠が増える園だったので、今申し込めばほぼ確実に入れるはず!!

アレルギーが多すぎるとか、何かすごい病気を発症した、とかのマイナス条件があると優先度が下がる可能性があります(つまりお断りします)との説明を受けましたが、そこはしかたない。申込しました。

あと、入園手続きには入園金(2万円)がかかります。認可に受かってキャンセルするのは可能ですが、キャンセルした場合はそのお金は返金できません、と。

キャンセル不可じゃなければいいわ!と思っていたので、そこはラッキー。 

 

この後も色々な保育園に見学に行き、申込をしましたが、

そもそも先着順の保育園が少ない!!

私は確実に入れる場所を確保したいのに!!(皆おなじだろうけど…)

なので、入れる可能性の高い園がある、というのは心の余裕になりました。(アレルギーとかのイレギュラーはこわいけと)

 

幸いアレルギー等もなく、約1年後、2015年10月、候補確保のためにこの認証保育園に入園手続き。1園確保できました。

ひとつ確保できると、認可保育園にどこまで申込むかの基準になり、助かりました(うちの区は保育園に優先順位をつけて何園まででも申し込める)。

「この園より条件の悪い保育園には申し込まない」という足切りの基準です。

これがないと、すごく遠い駅まで候補に入れようか、とかかなり迷う&見学に行く時間と手間がとられるので、きっとすごく大変でした。

 

最終的には50園くらい見学に行きました

結果、第二希望の認可保育園に入れる、という拍子抜けするくらいHAPPYな結果となったのですが(おさえの認証への入園金2万円は飛んでいったけど)、準備段階では50園くらい見学に行ったと思います。

大変でした。

でも、我が子を長い時間預ける保育園。自分の目で見ていない保育園には怖くて申し込めない!!

そう思っていたので頑張れました。

保育園にも色々あります。虐待など、あってはならない怖いニュースもたくさんあります。

もちろん見学の短時間じゃわからない、隠された部分もあるかもしれません。

でも、見学でわかることもたくさんあります。ひとつ私が注目していたのは園児の様子。子どもが子どもらしく過ごしているか。

主観になってしまいますが、母親の勘!あなどりがたいものだと思っています。

 

保活をされるお母さん。特にお子さんが産まれてからだと大変ですよね。

でも、是非是非ご自身の目で、保育園を確認してほしいなと思います。