帝王切開記録② 手術前~誕生
いざ、手術室へ
手術室手前で、名前や既往症などの確認をされ、いざ手術室へ。
緑色の部屋。思ったより広い。
数人がかりでストレッチャーから手術台へ。
心電図や血圧計など管だらけに。
恐怖の腰椎麻酔
いつのまにか、例のチャラい麻酔科の先生が頭の側にスタンバイ。
あれよあれよと腰椎麻酔の準備に。は、早い!!心の準備が~~
おへそを見る感じで、と身体を丸めさせられる。
まずは、本番を打つ前の局所麻酔をプスリ。
採血レベルの痛み。全然痛くない。
「では、刺しますね~」
ドキドキ、ドキドキ、ドキドキ…
…
…
「これからお薬流しますよー」
「脚があたたかくなったら教えてくださいねー」
…?
…あ、あったかくなってきた。
というわけで、まさかの無痛。
いつ刺したかもわからないくらいに。
チャラいとか言ってごめんなさい!!麻酔科の先生!!神だわ!!!
(帰ってから看護師さん達に痛くなかったと伝えると、ラッキーですね!!と言われたので、だいぶ幸運なことだったと思います。ビバ無痛。)
見えないように、目の前にカーテンが取り付けられる。
冷たいボトルを肩とかお腹とかにあてて、どこが冷たく感じるか確認。
確認すると、ベッドの角度を上下左右に変えて、麻酔の効きを調節。
何回かそれを繰り返し、膝を自力で立てられないことを確認をしたりして準備完了。
手術開始
ついに手術スタート。
もはや何をされているかよくわからない。
ちょっと押して、身体が軽くなると同時に
「おぎゃあーおぎゃあー」
ひとりめ誕生。
もうしばらくして、なんか押したりしたあと、
「おぎゃあーおぎゃあー」
ふたりめ誕生。
泣き声がとっても似ていて、蛙の合唱みたいになっていた(笑)
しばらくして処置してもらったふたりめが私の元に。
手に指を出すと握ってくれました。
びっくりしたねー、頑張ったね~と声をかけました。寝てたけど。
またしばらくしてひとりめも。同じく指を握ってくれました。
チビ達は先に手術室を出てNICUへ。
こっからが長かったなぁ。
数回、麻酔の先生にあとどれくらいですかね??と聞いてしまった。
後処理は50分くらいだったかな。
手術開始からチビ達が出るまで約10分、その後の処置で約50分の、トータル1時間くらいの手術でした。